前日の記事中にちょこっと出てきたOpenVISP Adminについて少しばかり紹介を。

ぶっちゃけて言うと「ホスティングシステム用SQLデータベースを操作するためのウェブインターフェイス」ツールとなります。現時点(2006/04/19)でリリースされているova-0.90で操作可能なのはPostfixのバーチャルドメイン管理機能くらいだったりしますが。なお、最新のCVSでは、もう少しいろいろな機能が実装済みとなっている様子です。

それはともかくPostfix用のデータベース管理ならPostfix Adminでいいじゃない? という声が聞こえてきそうです。実際、OpenVISP Adminのプロジェクト創始者Xavier Beaudouinも、最初はPostfix Adminを使っていた、と述べています。

じゃなんでまた新しいプロジェクトをフォークしたのか、ということについては、Xavier Beaudouinは以下のように述べています。誤訳があったら、誰か突っ込んでくださいませ。

 

  • The new license that has moved from MPL 1.1 to another proprietary one

    (Postfix Adminの)新しいライセンスが(オープンソースライセンスである)MPL 1.1から別の独占的ライセンスに変更になったこと)

  • The bloody webforums and the fact that no authors was interressed by my patches

    (ウェブフォーラムの状況がひどいものであり、また、自分のパッチにたいして誰も興味を示さないこと)

  • No CVS / CVSweb to see changes between versions

    (CVS/CVSwebが用意されておらず、異なるバージョンの間での変更点を確認することができないこと)

 

個人的にライセンスの問題と(実装予定のものも含む)追加機能に魅力を感じたことが決め手となり、Postfix Adminではなくこちらを試してみることにしました。ただなにぶんβ段階のソフトウェアですので、インストールドキュメントの整備が中途半端で、何とか動かすまでに妙に手間取ったりもしました。そのあたりのHowToについては、そのうちまとめて記事にできればな、と。

あと、インターフェイスを日本語化するための言語ファイルも作成中です。こちらも完成したら公開&プロジェクトに寄贈する予定。